北海道三十三観音霊場めぐり

北海道札所巡礼と山本ラクについて

 山本ラクは弘化2年(1845)四国霊場6番安楽寺の近く松島村で出生し、山本家を継ぐが、家族と離別して徳島市内で旅館を営んだ。後に一人娘と死別し、明治38年には感ずることあってか得度し、やがて養子も死亡し、天涯孤独の身になった。
 当時の山本ラクの住む徳島からは多くの人々が北海道に移民し、きびしい自然とたたかいながら心のよりどころを求めていた。こうした人たちの安らぎを得るために、また、ラク自身の信仰のよりどころともなる霊場の創設を発願して明治42年北海道へ渡る決心をした。旅館をたたみ、この資金をもとに有力者からは浄財を勧募して北海道では比較的条件のよい旭川に本拠をおいた。やがて徳島よりの移住者が一寺建立をめざしてあらゆる困難に出会いながらも説教所、教会、寺院と努力発展させた。心ある寺院住職も中心となって協力し、大正2年四国霊場うつしの33躰の観音像を造顕し、その台座に「施主山本ラク一力(自身の力で)」を記し、函館・高野寺を打ち始めに道内に散在する真言宗寺院を主に奉安して、室蘭の大正寺で結願するおよそ2300㌔の霊場を創設した。多年の宿願をはたしたラクは、大正13年故郷の徳島へ帰り、菩提寺の円行寺に身を寄せて、大正15年1月17日、82歳の生涯をまっとうした。

北海道三十三観音霊場を2年間2回に分けて巡礼します。

コース 期日 泊数 お食事 旅行代金 詳細・予約
Aコース 平成28年9月6日(火)~10日(土) *終了* 4泊5日 朝4回/昼5回/夕4回 158,000円(税込) ツアー詳細
Bコース 平成29年6月18日(日)~24日(土) 6泊7日 朝6回/昼6回/夕6回 188,000円(税込) ツアー詳細